最近では、男雛と女雛の配置を逆に飾るお雛様もあるそうですね。西洋風というか、革新的な配置ということらしいのですが・・・。
本来は、向かって右が女雛、向かっていた左が男雛となっています。
結婚式の時もそうです。披露宴で向かって右には花嫁が、向かって左には新郎が座っています。また天皇皇后両陛下や皇族の方々もそうです。
なぜこのような配置になるのでしょうか? 諸説あるでしょうが・・・。
五行の気の流れで考えた場合、自然界の気の配置では、北が水性、中央が土性、南が火性となり、東が木性、西が金性となります。五行にはそれぞれの意味合いがありますが・・・。
中央は勿論「自分」が配置されます。自分を生じてくれるのは「親」、そして自分が生じるのは「子供」となります。親・自分・子供はそれぞれ時代も違い、自分とは同格の関係にはなりませんから、当然縦線に配置され、北が親、南が子供となります。
さて、では夫婦はどうでしょう。夫婦は同じ時代を共に歩む同格の関係。そしてそれぞれに役目があります。
自分が男性であれば、妻は家庭を守ることが役目となり、守備の木性の場所東に配置されます。
自分が女性であれば、夫は外で仕事をすることが役目となり、攻撃の金性の場所西に配置されます。
この様な配置になれば、必然的に向かって左が男性、向かって右が女生となります。
しかし現代では夫の役目を女性がこなし、妻の役目を男性がこなす家庭も増えてきていますから、逆でもいいわけです。つまり女性が必ず妻の役目をこなさなければならないというわけではないのです。
しかしこの地球には必ずプラスとマイナスがあります。陰と陽があって初めて次に進めるのです。陰には陰の役目や機能が具わっているから陰になり、陽は陽の役目や機能が具わっているから陽になるのです。
これらを蔑ろにすれば、それだけ道から外れやすいということもあるのです。道にはいろいろな意味がありますが・・・。
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