未明に起きた悲惨な事件。障害を持つ人たち４５人を襲い、しかも１９人の尊い命が奪われました。
事件を起こしたのは植松聖容疑者。２月までこの施設の職員だったとか・・・。
己巳年 丁丑月 乙酉日 午未天中殺
同じ日に生まれたからと言って、必ず同じ生き方をするとは限りません。環境で大きく左右されます。
しかし丑月生まれの乙木にとって大運が逆運の場合は、一生のうち５～６０年が忌神となり、生き辛い人生とはなりやすいのです。この場合の忌神は水性・金性、そして容疑者も逆運になります。
この場合一点破格になり、運勢は強そうに見えますが、地支が巳酉丑の三合会局となり、金性変化を起こしやすくなります。また日干のみが暗合し、日干が金性変化します。このような場合、悲惨な事件に巻き込まれる、あるいは起こす質を内に秘めるようになります。
大運は変わったばかりで甲戌、年運は丙申ですから、申酉戌の金性方三位にもなります。地支が全て金性となります。
甲木・丙火ともに守護神ですが、甲己干合となり、丙火を強めてくれる甲木は土性変化をしてしまいます。弱い火性は金性に太刀打ちできません。役に立たない守護神は、返って有難迷惑にもなります。
それ以前に家を出たご両親、何よりもご両親との関係は大きいと思います。本来この人が生まれてきてくれたおかげで、ご両親は何らかの恩恵を受けているはず。ご両親ともに学校の先生をされて、さぞかしご立派な方でしょう。しかしたった一人のわが子ですら、ろくに育てられなかったということじゃないでしょうか。
他にも事件を起こす要因はいろいろとありそうですが・・・。
ただ人を殺す役目の人はいません。どんな人でも自然の意思で生かされているのです。
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